降圧薬離脱成功の実例1(後半)

「もともとスポーツ好きですし、炭水化物中心の食事を改めて、筋トレします」と宣言したFさん。見る見るうちに痩せてきました!月に一回顔を合わせるたびに、前回の面影と重ねるのに苦労します。追い込みすぎているのではなく、夢中で取り組み、癖になってからは、仕事のパフォーマンスも向上していると。薬も1剤、1剤と減らし、とうとう最高で6剤服薬していたFさんの処方薬は、漢方薬のみ。体重は20kg近い減量で筋肉も付き、容姿も若返っています。最後に漢方薬も離脱し、定期的な採血を行っても、脂質異常なし。食事制限はとっくにやめているのですが、体の筋肉を維持するのはやめていません。
まさに非薬物療法の見本のようなFさんに、コツを伺いました。

「コツですか?やばいと思っただけですよ。たしかにサッカーはやっていましたが、あまり関係ないと思います。毎日血圧測定するのも習慣になったし、体調管理しているっていう意識が芽生えていったのかなあ。」
「あと血圧の薬を飲むのを勝手にやめて怒られましたよね、あの時納得して、しっかり服薬して正常血圧をしっかり維持できてから、運動とか食事とかを夢中にやりだしたじゃないですか。」
「それって、自分の体に良い血圧を覚えこませていたんじゃないかな、だからそのあとで、その状況を維持しようと体の変化のスイッチが入った感じっす!」

投薬治療をしっかり行って適正血圧を維持してから、同時に生活習慣改善に取り組み始め、最終的には投薬離脱したSAIストーリーでした。

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